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詩と映画と日記

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不機嫌な赤いバラ

不機嫌な赤いバラ

監督
ヒュー・ウィルソン

配役
シャーリー・マクレーン
ニコラス・ケイジ

 
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気まぐれで我儘を言いほうだい
シークレット・サービスを困らせる
元大統領夫人には
隠された悲しみがありました

現職大統領の夫を亡くした
未亡人のテスは国の宝として
大切に警護され、なに不自由なく
贅沢で幸せな暮らしをしていますが

娘とは疎遠な仲
息子が現れるのは母を利用する時だけです
夫の浮気に苦しんだのも忘れられません

そして誰にも秘密にしていますが
彼女自身の重大な問題も抱えています

警護責任者のニコラス・ケイジは
移り気なテスに苛立ちを隠せません

ある雪の降る日にも
ダグの反対を聞き入れず
テスは頑固に湖へのピクニックを望み
そこで誘拐されてしまいます

警護責任者のダグは面目丸つぶれ
生涯最悪の日となりましたが
この困難な危機に遭遇した時
ダグははじめて
この気ままで誇り高く扱いにくい夫人を
尊敬し愛していたことに気づくのです

シャリー・マクレーンは
ほんとうに素晴らしい女優です
映画界の宝です

ニコラス・ケイジの作品はいろいろ見ましたが
この映画の成熟した男らしさが
いちばん良かったように思います
真っ直ぐでいい男です




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